Malt Log

味わったモルトウイスキーの備忘録│小国文男

AERSTONE SEA CASK 10

  • ローランド
    2024年5月20日

    AERSTONE SEA CASK 10

    AERSTONE SEA CASK 10(アーストン(アイルサベイ蒸留所)/ローランド/10年)
    蒸留所非公開らしい。ネット情報だと、グレンフィディックなどを所有する「ウイリアム・グラント&サンズ」社が2007年、ローランド地方に新設したハイテクのアイルサベイ蒸留所だという。ここのほとんどはブレンディッドスコッチ「グランツ」用で、シングルモルトはわずかなようだ。「SEA CASK」は海沿いの貯蔵庫で熟成されたノンピートタイプ。ほかに内陸で熟成されたピーティな「LAND CASK」がある。この蒸留所で初の熟成年入りで10年。透き通った明るいゴールド。40度。ストレートでモルトグラスに。ノーズでバニラ香がくる感じ。ネットのテイスティングノートには潮風などいろいろ書いてあるけれど、僕にはパイン飴のようなイメージ。穏やかで飲みやすい。今夜も仕事終わりの家飲み。そして今夜も「Stop the War!」。