THE GLENLIVET 12 再／新ボトル（ザ・グレンリベット／スペイサイド／12年）
2019年から新ラベルになっていたようで、量販店で買ってきた。しかも2015年以降、売上世界一のシングルモルトらしい。蒸留所サイトの「“THE”にまつわるストーリー」も興味深い。グレンリベット地域にあって1824年、政府公認第1号蒸留所になったものの、同じように「○○グレンリベット」と名乗る蒸留所も乱立。裁判闘争の末に1884年、本物を意味する定冠詞「THE」を認められて「THE GLENLIVET」になったという。アメリカンオークのバーボン樽がメインで、シェリー樽の使用は抑え目というのも改めて認識。確かにバニラ香が心地よく、かすかにキャラメルのような香りも感じる。勝手に思い込んでいたほど甘くもなく、ピートもなく、ナチュラルなちょうどいい感じの旨みだった。40度。今夜も仕事終わりの家飲み。